孤独にそっくり

開いている窓の前で立ち止まるな

『絵はすぐに上手くならない』

 昔から絵は好きだ。といっても、描くのは美術の授業くらいだったし、落書きは小学生のときくらいでやめてしまった。たぶん、自分が描く絵が下手すぎてやめたんだと思う。中学の美術は2とかで、下手くそだった。
 大学になってからも絵は好き、というかアニメとか漫画とか好きで、画集もよく買ってる。西洋絵画も好きで、大学では授業を取ったりしてた。たまに美術館にもいく。
 いつか絵が描けるようになったらいいなと漠然と思っている(他には曲を作るのと、ピアノが弾けるようになるのと、プログラミングができるようになるのと、水泳ができるようになりたい)が今まで実現してこなかった。ハウツー本みたいなものはたくさん買い込んでるけど、一冊もちゃんと読んだことはない。


 少し前にまたハウツー本を買うような気分で、『絵はすぐに上手くならない』を買ってみた。

絵はすぐに上手くならない

絵はすぐに上手くならない

現実逃避を兼ねて、今日読み終えた。
タイトル通りの内容だけど、その人の目的に合わせて必要なトレーニングを教えてくれるので、良い本だと思った。
この本の中にある自己判断テストもやってみたf:id:ponkim:20161206231849j:plainf:id:ponkim:20161206231851j:plainf:id:ponkim:20161206231852j:plain
これまで絵をかいてこなかったので、当たり前のようにアイディアとオリジナリティ以外は無。

  • 形状ストック:クロッキー、模写
  • 構図構成能力:デッサン、模写、写真
  • 形をとる能力:デッサン、クロッキー
  • 立体を把握する能力:立体彫塑、木炭デッサン
  • テクニック:デッサン、模写
  • 完成させる能力:デッサン、クロッキー

が必要。
つまり、デッサン、クロッキ―、模写、写真+α
全部ですね。
この本によると、デッサン、クロッキ―、のように順番にクリアしていくのではなく、作品を作りながら、それぞれの能力を高める必要があるらしいので、漫画描きたいし漫画描こうかな。
でも漫画というかちゃんとした絵も描きたいし…
ということで、ひとまずデッサンと模写あたりからやろう。
そもそも、絵を描く習慣を作るところからやろう。みたいな感じのことを思った。
そんな時間全然ないんだけど、仕方ないね。

そういえば、この間「写真家になりたいけどカメラ高いしiPhoneにつけるレンズあれば映画も撮れるやん」みたいな意味不明な散財でレンズを買ったんだった。
これで写真も練習できます。
僕は妄想ばかり膨らんで何もしないタイプなので、何とかちみちみ絵をかいたりしていきたい。でもプログラミングとかもしたい。
てか何もしたくない。う~んもう駄目だ。

ゴッホは27歳で絵を始めたしもしかしたら僕も画家になれるかもしれない。これもまた無意味は妄想。