孤独にそっくり

開いている窓の前で立ち止まるな

ここ一年半のよもやま話

ここ一年半のよもやま話

ブログは続いた試しがないけれど、ここは見返すと2016年ごろの記事があって何だか不思議な気持ちでいる。
最後に書いたのは2019年の5月ごろで、いまから一年半ほど前らしい。

ここ一年半で一番大きかった出来事は、仕事を辞めたことだ。
2018年4月に新卒で入社した会社を、2020年7月31日付で退社した。


当時は退職理由を各関係者に説明する必要があったから、だいたい以下のように説明していた。

  • 当時所属していた会社はSIerだったのだが、伝書鳩と顧客折衝ばかりで、自分で手を動かす能力が身につかない
  • ユーザの業務アプリケーションに興味がないので、to C向けサービスをやりたい
  • モダンな技術に触れられる環境に行きたい
  • 今後の人生で何をやりたいのか考える時間が欲しい(少なくとも今の職場ではない)

今思えば、よくもこんな偉そうなことをいけしゃあしゃあと説明していたものだ。
社内で異動すればいくらでもこの要件を満たす部署はあっただろう。
そのため、周りからは普通に頭がおかしくなったと思われていたのも当然と言える。

本音での退職理由を未だにうまく言語化できていないけど、こんな感じだと思う。

  • 人生の漠然とした不安、何者でもなく何者にもなれない恐怖
  • 何一つ興味がないし、何も楽しくない
  • 別にお金や社会的な地位があっても、何も満たされなかった

我ながら、思春期みたいでウケる。
つまり、永遠に終わらない思春期野郎が、自分探しのために無職になったということだ。
なんという残念な頭の持ち主、他人であったなら来世で頑張ってねとそう声をかけたいが、何分自分であるので仕方がない。

そして、現在も全く働く気が起きないので、無職を継続しているというわけである。

仕事を辞めてやりたかったこと、現状

仕事を辞める前から、辞めたらたくさん時間があることだし、色々やろうと考えていた。

  • 英語の勉強
  • チェコ語の勉強(一年くらいチェコに高飛びしようと思っていた)
  • プログラミングの勉強
  • 小説を書く
  • ピアノを弾く
  • 絵を描く
  • 筋トレ

無職の無限の時間があれば何かしらは身につくかと思っていたが、自分の無能さを甘く見ていた。
この内、プログラミングの勉強以外はほぼ全て脱落し、経験値としても何も残っていない。
それに、何か没頭できることを探そうと思ってやりたいことリスト50なんてのを作ってみたけど、実施日が全く埋まらないまま4ヶ月ほどが過ぎ去った。

生活の実態は、朝方に寝て昼頃に起き、漫画を読み、少しプログラミングの勉強をして、あとは銭湯に行って身体を整えるか、アニメを見ながらポテチを食らうくらいなものだ。
プログラミングだって、10月に少しだけ行った転職活動の際に技術面接で何一つ満足に回答出来ず、「初心者レベル」とお墨付きをもらってから大して成長していない。
全くひどいものだ。

これからの予定

我に朗報ありといった感じで、来月から3ヶ月間失業手当が支給される予定である。
それ故、しばらく無職を続けるつもりである。
純粋に、今の怠惰を極めた生活は楽しく心穏やかなので、可能な限り引き伸ばしたいと思っている。

世の中的には半年以上の空白期間は、転職活動の際に不利になる(精神疾患があるんじゃないかとか勘ぐられる)らしいが、そんな素晴らしい会社に行きたいわけでもないので、どうでもいいかと思っている。

あと、プログラミング自体はちょこちょこやっていて、楽しくはあるので、それが身になればいいなと思っている。

結局何がしたいのか

無職になって4ヶ月間、自分に何度も問うてきたのが、「結局何がしたいのか」である。

正直なところ、自分でもわからない。

あたいは何のために生きてるんでっしゃろ、と声を出しても虚空に消えるばかり。

真面目に夢を語ると、中学生くらいのときから、憧れているのは小説家で、あと漫画も描いてみたい。
明確な理由や強烈な体験はなくて、けど、ずっとそう思って生きてきている。

ただ、齢二六のおっさんがそんなことを言い続けながら未だに何もしていないのは狂気じゃないだろうか。
小説を書きたいのなら、書きなさい自分、と日々唱えるしかないのだろう。
ただモチベーションもなければ、才能もないので、結局今も何者にもなれずくすぶり続けているのです。

その他

この増田がとてもよく僕のお気持ちを言語化してくれていた。
何も頑張れなくて人生つまらん

コロナの給付金で買ったmacで毎日遊んでいるが、半年も経っていないのに、バックスペースキーが怪しくなってきて悲しい。

ブログカスタマイズしたらちょっと楽しかった。