孤独にそっくり

開いている窓の前で立ち止まるな

雑記20210623

久々に雑記を書く。
6月に入り、バカみたいに酒を飲んだせいで2週間ばかり寝込んでいた。もともと肝臓が良くないので、酒を飲むと引きずりがちなのだが、2週間も引きずるとは思っていなかったので少々ビビった。もしかしたらコロナかもしれないと危惧していたが、よくわからない。そしていまもなお体調は悪いままだ。

いよいよもって金がない。
来月のカード引き落としをされたあとに残る予定の残高は1万円と少しくらい。家賃を払える見込みもない。
もっと早く働き始めるつもりでいたのだが、だらだらしていたらここまできてしまった。
いざ仕事を探し始めるとどんどん気持ちが落ちていく。
とにかく働きたくない。どう考えても働きたくない。

一人暮らしを維持していくためには働くしかないのだと頭では理解しているが、心はついてこない。

一年ばかり無職の生活を行ってきて、そのうちの9割は元彼と同居でグダグダしていた。自分の中で苛立ちもあったし、もっと時間を有効活用できていればと思うが、一人になって見てもずっとスマホをいじっているだけで、むしろ事態は悪化しているのかもしれない。

全てのことに意味はあるだろうが、と誰かが言っていた。確かにあの窮屈な生活にも意味はあった。家にいると苛立つから逃げ出すようにカフェに行き、そしてUdemyで勉強したりしていた。

別れてすぐは開放感と焦りから、ちゃんとポートフォリオ作っていたが、それも終わってしまって、今はもう何もやる気が起きない。

自分の性格で少しわかったのは、ある程度やり方が思いつくものがあれば、集中して取り組めるということだ。一般的にもそうなのかもしれないけど、何から手を付けたらいいのか、何を改善したらいいのかがわからない場合は、とにかくめんどくさくてやる気が出ない。クリエイティブな趣味はだいたいがそうで、曲を作ったりするときも、別にやりたいことはなにもないので、何から手をつかたらいいのかわからない。

逆に、アプリ開発など、工程が明確で機能も用意に想像つき、実装もUdemyなどで一通りこなした知見があった作業は、楽しかった。

脳みそは知らないことをやりたがらないというのは『小さな習慣』あたりで書いてあったことだけど、まさにそのとおり。特に俺の脳みそは怠け者で知らないもんを受け付けにくいらしい。

就職活動は、手順などはわかるが、とにかくなんの意味があるのかわからないからやる気が出ない。そもそも働きたくないのだから当然といえば当然か。 テスト勉強もだいたい一夜漬けだったもんな。

あと、持って生まれた完璧主義的傾向が俺を怠け者にさせる。全部知っていたい。しからば、全部知ることが許されないのならば、何も知らないでいい。そういう極端な完璧主義。ちょっと考えれば人間は忘却の生物なのだから全て記憶することなんて不可能だとわかるのだけど、完璧にこなしている他人と自分を比べて絶望してしまうというわけ。

しかしとにかくやばいので、仕事を適当に見つけようと思う。

あまり気負わずに、すぐに辞めてもいいか、くらいのテンションでなるべく面白そうな会社に入りたいと思っている。いつだってやりたいことはたくさんあるが、持続する能力がないので、実力がともなわない。YouTubeを見て、まとめサイトを見ている方がらくちんで楽しい。いい加減に他人を批評しているほうが楽しい。クズみたいな消費型人間というわけか。

プログラミングがもしゴリゴリ出来たら、絵がかけたら、映像制作ができたら、3Dモデリングができたら、そんなことばかり考えている。プログラミングだってテンプレみたいな書き方、あるいはライブラリの指示通りに実装するくらいしか今は出来ない。それで仕事にしようってんだから見込みが甘いよな。

ただ、自分の嗜好がどこかで結実してくれたら嬉しいのだけど。絵を描いて、映像を作って、物語を作って、そういうものを俺は作りたい。

物語といえば、小説だってろくに書いていない。いつになったら俺は何かを始められるんだ。毎日毎日、時間ばかりがすぎてもうすぐ30も見えてきた。これから2年くらいでなにかの成果を、プロといえる程度の能力を手にしていきたい。

人生の先のことなんて正直どうでもいい。わりと本当にどうでもいい。けれど、自分が不利益を被ることはそれはそれで癪なので嫌だし、ちょうどいい感じに生きていけないものだなあ。

ひとまず明日は何社か応募すること。どうせ書類選考で8割落ちるのだから。